どこよりもわかりやすい矯正歯科メディア 香川編

sponsored by こうざと矯正歯科クリニック

どこよりもわかりやすい矯正歯科メディア 香川編

sponsored by
こうざと矯正歯科クリニック

受け口

このサイトは 「こうざと矯正歯科クリニック」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

下の歯が上の歯よりも前へ出ている受け口。この症状を引き起こす原因と放置するリスク、歯科矯正の必要性などをまとめました。

こうざと矯正歯科クリニックの
歯科矯正Before & After

受け口の症例1

before

before

after

after

POINT

治療期間

2年8か月

POINT

治療内容

下顎左右8Ext(親知らず抜歯)、上顎左右4Ext(4番目の歯を抜歯)、 BSSRO ope(両側下顎枝矢状分割術)、メタルブラケット、MFTトレーニング(5m)後にremove

POINT

費用

なし(保険)

POINT

副作用・リスク

痛み、虫歯、歯周病

POINT

患者様の詳細

19歳女性(香川県坂出市)

受け口の症例2

before

before

after

after

POINT

治療期間

2年11か月

POINT

治療内容

上下左右8Ext(親知らず抜歯)、上下左右4Ext(4番目の歯を抜歯)、インシグニア デイモンクリア(デジタルシミュレーションによるオーダーメイド矯正)

POINT

費用

935,000円

POINT

副作用・リスク

痛み、虫歯、歯周病

POINT

患者様の詳細

25歳男性(香川県多度津郡)

受け口の症例3

before

before

after

after

POINT

治療期間

1年11か月

POINT

治療内容

右下E、左下4Ext(4番目の歯を抜歯)、TAD使用(歯科矯正用アンカースクリュー)、インシグニア デイモンクリア(デジタルシミュレーションによるオーダーメイド矯正)

POINT

費用

935,000円

POINT

副作用・リスク

痛み、虫歯、歯周病

POINT

患者様の詳細

32歳女性(香川県丸亀市)

受け口の症例4

before

before

after

after

POINT

治療期間

2年

POINT

治療内容

SSRO ope(下顎枝矢状分割術)、金属アレルギーのためインビザライン(マウスピース矯正)、上顎左右4Ext(4番目の歯を抜歯)

POINT

費用

なし(保険)

POINT

副作用・リスク

痛み、虫歯、歯周病

POINT

患者様の詳細

19歳女性(香川県高松市)

受け口の症例5

before

before

after

after

POINT

治療期間

1年

POINT

治療内容

Non Ext(抜歯なし)、インシグニア デイモンクリア(デジタルシミュレーションによるオーダーメイド矯正)

POINT

費用

1,320,000円

POINT

副作用・リスク

痛み、虫歯、歯周病

POINT

患者様の詳細

13歳男性(香川県高松市)

受け口とは?

受け口とは、下の前歯が上の前歯よりも前へ出ている状態。噛み合わせは上の歯が下の歯にかぶさるのが正常な状態ですが、受け口の場合はそれが逆となっているのです。正式には下顎前突(かがくぜんとつ)・反対咬合(はんたいこうごう)と呼ばれています。

受け口には2つのタイプがあり、ひとつは「歯槽性(しそうせい)」の受け口。これは、顎の骨ではなく歯に問題があるタイプで、歯の位置や傾きが悪い場合に発生しやすくなります。もうひとつは「骨格性」の受け口。これは歯に問題があるのではなく、下顎の骨が大きかったり、上顎の骨が小さいことで起こる受け口のタイプです。骨格性の受け口の場合、歯槽性の問題の同時に起こっているケースが多くなっています。

受け口は、体の成長スピードに合わせてより目立つようになっていくのが特徴です。下顎の骨は思春期あたりで急激に発達するという特徴があるため、この時期を迎える前に受け口を改善しておかないと、外科的手術が必要となることもあります。

受け口の原因

受け口になる原因には、以下のようなものが挙げられます。

遺伝

受け口の原因には遺伝的要因と後天的要因(クセや習慣など)がありますが、その多くは遺伝的要因であるとされています。原因が遺伝である場合、下顎の骨が成長しすぎたり、上顎の成長が不足することで症状が現れてきます。骨格は遺伝するため、両親や親戚に受け口の人がいる場合は注意が必要。できるだけ早い時期から症状をコントロールしたり、治療を行うことで、外科的手術を回避できることがあります。

前歯歯軸

下の前歯が外側に向かって傾いていたり、上の前歯が内側に傾くなど、前歯歯軸の乱れも受け口になる原因のひとつ。この場合、骨格に問題がなくても受け口になることがあります。

クセ

無意識のうちに下顎を前へ突き出したり、下顎を前へ出して上の前歯や唇を噛む…といったクセを持つ人がいます。このようなクセを幼少期から続けると骨格が歪んでしまい、受け口になることがあります。指しゃぶりのクセも、骨格や歯並びに影響をおよぼすことがあるため注意が必要です。また、口呼吸のクセがあると口が開きっぱなしで舌の位置が不安定になり、舌で前歯の裏側を押してしまうことがあります。その結果、下顎が前へ押し出されてしまう…というケースも見られます。

受け口を放置することによるリスクは?

受け口をそのままにしておくと、どのようなリスクがあるのでしょうか。以下にまとめてみました。

外科的手術が必要となる可能性がある

原因が遺伝などの骨格性受け口の場合、そのまま放置すると骨格のズレがどんどん大きくなっていくことがあります。すると、下顎が突き出して横から見た顔が三日月のようになってしまい、矯正治療だけでは対処できなくなることがあるのです。その場合は、外科的手術で対処していくこととなります。また、クセなどの後天的な原因であっても、放置すると骨格が歪んでしまい、最終的には手術が必要になることもあるので注意が必要です。

外見的なコンプレックスになりやすい

受け口は「しゃくれ」とも呼ばれ、独特な風貌になることがあります。そのため、外見的なコンプレックスを抱く人も少なくありません。顎が気になることで人前に出るのが苦手になったり、笑うときに口元を隠すようになる…といったケースも見られます。

うまく噛めなくなる

程度は人それぞれですが、受け口は上と下の顎がうまく噛み合わない状態です。すると、食べ物を噛み切る・食べ物を細かく噛み砕くといった、咀嚼機能が低下しやすくなります。うまく噛めなくなると、十分に咀嚼できないまま飲み込んでしまうため、胃腸への負担が増加。消化不良を起こしたり、子どもの場合は発育に影響をおよぼすこともあります。

発音に支障が出る

発音や滑舌のよさは、唇・前歯・舌の状態で変わってくるといわれています。受け口は前歯の噛み合わせが逆となっているため、発音に支障が出がちです。とくに問題が見られやすいのが、サ行の発音。人によっては、タ行も発音しづらくなることがあるようです。日本語だけでなく英語の発音にも影響が出ることもありますし、うまく喋れないことでコミュニケーションが円滑にいかないといったケースも見られます。

顎の関節に負担がかかる

噛み合わせが正常であれば、下の顎は前・後ろ・右・左と自由に動かすことが可能です。しかし、受け口の場合は顎の骨が固定されてしまうため、自由に動かすことが難しくなります。すると、食事や会話をする際に顎の骨・関節に負担がかかるようになり、顎関節症になりやすくなるのです。受け口だからといって必ず顎関節症になるワケではありませんが、放置しておくと症状がどんどん悪化することもあるので要注意です。

全身のバランスが悪くなる

下の顎の骨は顔だけでなく、首・肩・腰といった全身の骨とも関連性が深いと言われています。下の顎が自由に動かせないことで他の骨や関節に負担がかかるようになり、肩こり・腰痛・関節痛といったトラブルが起きやすくなるようです。また、顎関節の周辺には耳があるため、聴力への影響も懸念されています。

受け口の矯正方法(大人編)

大人の受け口を矯正する場合は、骨格の成長が既に止まっているため、骨格に直接アプローチするよりは、歯を動かす治療が一般的となります。

ワイヤー・ブラケット矯正

受け口の代表的な治療方法として、ワイヤーやブランケットなどの装置を使用した治療法があります。破骨細胞や骨芽細胞などの働きかけで動く歯は、定期的に力が加わるとその力から逃げようとします。この働きかけを利用して、歯を正しい位置に導くのがワイヤー矯正やブランケット矯正です。受け口治療に限らず、すきっ歯や出っ歯などさまざまな症例に適応できる手術となっています。

また、ワイヤー・ブランケット矯正の器具は歯の裏側に装着するため、目立ちにくいという特徴があります。
さらに、ワイヤー矯正やブランケット矯正のメリットとして、マウスピースのように管理する手間がないということが挙げられます。飲食をする際にいちいち外さなくてもよく、洗浄する必要もありません。

器具は、歯と同色のセラミックや透明のプラスチックで作られたものもあり、着用しても目立ちにくいです。ワイヤーを着用する期間は、個人差はありますが約2~3年が平均とされており、費用の相場は約80~120万円となっています。

マウスピース矯正

受け口は、横から見たときに下顎が上顎より前に出ている下顎前突症の状態と、下の歯列が前に出ている反対咬合の状態とに分けられます。顎に原因がある場合は下顎前突症を引き起こし、歯列に原因がある場合は反対咬合を引き起こすことが多いです。

両者ともマウスピース矯正で治療できますが、症状によっては抜歯や外科手術が必要となるケースもあります。マウスピース治療にかかる期間の平均は約2~3年とされていますが、軽度であれば半年~1年程度の治療で済む場合もあります。とはいえ、歯列矯正に必要となる期間には個人差があるため、歯並びの状態によって期間は大きく変動するということを覚えておきましょう。

また、マウスピース矯正はかかる費用に関して「応相談」とされることが多いです。なぜなら、マウスピース矯正は器具での矯正に加えて、補助的に手術を行う場合もあるため、一概に費用を明記できないのです。おおよその目安ではありますが、代表的なマウスピース矯正であるインビザラインを受ける場合にかかる費用は約70~120万円が一般的です。

クリニックによって費用は異なる場合が多いため、一つのクリニックで決めてしまうのではなく、複数のクリニックに足を運んで見積もりを取ることをおすすめします。

手術

受け口の度合いが重度な場合は、矯正のほかにも手術による治療の検討が必要になります。手術をしなくても、上下の歯の噛み合わせを適切な状態に戻すことは可能ですが、骨格自体は治せません。特に、突出している感じが気になる方や、顎骨が大きい方は手術による治療も視野に入れることをおすすめします。

なお、一概に受け口といってもさまざまなタイプがあり、タイプによって行う手術方法は異なります。骨格に問題があるタイプは顎の骨を切ることもありますし、下あごが大きいタイプは顎の骨を削らなくてはなりません。

また、顔の中央が凹んでいるタイプは、顔の骨が成長しきれていないため手術の難易度も上がります。顔面に曲がりがあるタイプは、顎を前に出す手術を受ける必要があるでしょう。

受け口治療の手術は、顎の骨を削ったり顎自体を前に出したりといった大掛かりな内容になることが多く、基本的には全身麻酔を行います。手術にかかる期間は2週間程度が平均的であり、費用の相場は約140万~180万円となります。

なお、上記の費用相場は保険が適用されていない場合の費用になります。費用はクリニックによって異なる場合があるため、治療を検討している方は一度直接相談してみることをおすすめします。

受け口の矯正方法(子ども編)

子どもは大人と異なり、骨格がまだ成長過程にあるため、矯正器具を使っての治療は3歳からとされています。

チンキャップ

子供の受け口の矯正に用いられる装置の一つにチンキャップがあります。チンキャップは、下顎の成長を抑えるための器具であり、下顎が伸びるのを防ぐことで受け口が悪化するのを抑制します。
チンキャップと似た装置で、上顎前方牽引装置がありますが、上顎前方牽引装置は下顎だけでなく上顎の成長も抑制する働きがあります。それに対して、チンキャップが働きかけるのは下顎だけ。受け口の原因を根本的に抑え込む器具となっています。

チンキャップがこどもに適応されるのは、成長期である9~15歳の期間であり、使用する際は一日のうち12時間以上の着用が推奨されています。他の矯正装置と併用して治療を進めることも多く、費用は15万円ほどです。

しかしながら、顎の成長の仕方には個人差があるため、必ず下顎の成長を抑えられるとは言い切れず、顎の成長が終わっている大人が着用しても効果は期待できません。

子供の乳歯が反対咬合を引き起こすと、食べ物が食べにくかったり前歯がぶつかったりなど、さまざまな問題が生じることもあります。
そのような問題が生じる前に、気になる部分があればできるだけ早くクリニックに相談するようにしましょう。

リンガルアーチ

リンガルアーチは子どもの受け口矯正治療に使用される金属製のワイヤーです。歯の内側に沿ってワイヤーを取り付け、反対咬合を治していきます。
リンガルアーチには取り外し可能なものと固定式のものとがあり、どの歯をどの方向に動かすかによって、ワイヤーの形式を選びます

また、リンガルアーチは歯の裏側に針金を添わせて装着するため、人に気付かれずに矯正を行うことが可能です。針金を添わせるのみの装置なので、比較的手入れがしやすく、食事をしても食べかすが詰まりにくかったり、歯磨きにも支障をきたさないといったメリットがあります。

装置の作りがシンプルなことも特徴の一つであり、微調整が簡単で施術時間も短く済みます。
主に前歯や八重歯の矯正に採用されているリンガルアーチですが、しっかりと歯を固定できるため、受け口の治療にも導入されています。

リンガルアーチの治療が有効的とされているのは、骨格に異常がないケースの受け口であり、前歯の角度を修正して嚙み合わせを整えます。とりわけ、前歯の1~2本に限定して受け口が生じている場合は、リンガルアーチでのアプローチが効果的と言えるでしょう。

床矯正

歯が並ぶスペースを拡大し、根本的に受け口の解決を試みる治療方法である床矯正。装置を用いて歯並びを綺麗にする歯列矯正とは異なり、歯並びが悪い部分の歯を抜くことで土台から整えていきます。
子どもには、乳歯と永久歯が混在している時期があり、特に生え変わりの時期は永久歯が綺麗に生えてくるようにスペースをしっかり確保してあげる必要があります。

床矯正は治療の痛みを感じにくく、矯正後も矯正前と同じように食事や歯磨きを行えるため、ストレスなく生活できることでしょう。

また、床矯正は必ず歯を抜かなくてはならないというわけではなく、歯が並ぶスペースを空けられれば抜歯をせずとも矯正が可能です。

なお、子どもの床矯正にかかる費用の相場は1期の治療が約45万円となっています。子どもの歯並びを治す期間は、6~11歳の第1期と12~15歳の第2期に分けられており、大抵は第1期のうちに治療を済ませておけば第2期に治療が必要となることはありません。しかし、第2期から治療を開始した場合は抜歯をしなくてはならない可能性が高くなるため、できるだけ早い段階から治療を開始しておくことをおすすめします。

受け口を矯正するメリット

受け口を矯正することで得られるメリットはたくさんあります。例えば、噛み合わせが良くなるため食べ物を良くかみ砕けるようになり、胃腸の負担を軽減できます。受け口が解消されて適切に咀嚼できるようになることで、消化不良の改善にも繋がるのです。

また、噛み合わせが悪いと噛む歯が偏ることで顎が歪んでしまうことがありますが、受け口が改善されるとそのような癖もなくなり、身体の歪みも改善されていくことでしょう。
加えて、口の筋肉は口や肩とも密接に関係しているため、噛み合わせが直ったことで肩こりや頭痛などの解消にもつながるかもしれません。

自力で治せるのか

軽い症状であれば、受け口は自分で治すことも可能です。代表的なものとしてベロ回しトレーニングが効果的であり、受け口だけでなく二重顎やほうれい線の解消にも効果があるとされています。
また、口の筋肉や顎の筋肉を鍛えることでも噛み合わせは整えられることがあるため、いろいろなトレーニング法を試してみると良いでしょう。

しかし、症状が改善されない場合や症状が悪化している場合は、自分で解決しようとするのではなくできるだけ早く専門の医師に相談することをおすすめします。

sponsored by こうざと矯正歯科クリニック
上里聡院長
【監修】上里聡院長

矯正治療を行なうのは、日本矯正歯科学会と日本成人矯正歯科学会の認定医資格を持った上里院長のほか、日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士の資格を持った歯科衛生士です。
お子様はもちろん、成人の方まで幅広く治療に対応しています。
通いやすい歯科医院を心掛けており、矯正・マウスピース矯正に対応。上里院長をはじめ、どんなお悩みでも優しく相談に乗ってくれる方々ばかりです。

TEL 0877-45-3710
所在地 香川県坂出市駒止町1-4-2