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痛みが比較的少ない矯正方法として、マウスピース矯正(インビザライン)をクローズアップ。マウスピース矯正の特徴やメリット・デメリット、注意点についてまとめています。
矯正治療の痛みをできるだけ少なくしたい…という人におすすめの方法は以下の通りです。
インビザラインは、マウスピース矯正装置のひとつです。1999年にアメリカで発表されて世界中の多くの人が使用しており、日本では2006年から導入されています。インビザラインは、ブラケットやワイヤーといった従来の矯正装置を一切用いず、1人1人に合わせたオーダーメイドのマウスピースを作製。それを2週間ごとに交換しながら、徐々に歯を移動させていきます。マウスピースは薄くて透明なので装着していても目立つことがなく、患者自身で取りはずすことも可能です。
インビザラインのメリットのひとつに、矯正時の痛みが少ないという点があります。インビザラインでは、厚さ0.5mmのマウスピースを定期的に交換しながら歯を動かしていきますが、1度に歯を動かす距離が短いのが特徴。必要以上に強い力がかからないため、人によっては「痛みをほとんど感じない」といったケースも見られるほどです。また、一般的なワイヤー矯正は装置を付けっぱなしとなるため食事などで痛みを感じることもありますが、インビザラインは取りはずして食事をするため、痛みを感じにくくなっています。
インビザラインでは、歯を効果的に動かすためのアタッチメントという装置をつけていきます。アタッチメントは突起状の装置のため、マウスピースにはじめて装着する際に痛みを感じることがありますが、ほとんどが2~3日で緩和していきます。また、アタッチメントの出っ張りが口の内側にあたることで、痛みを感じることもあるようです。
矯正治療で痛みが発生・継続する理由についてまとめてみました。
矯正装置をつけることで起こる痛みは、歯が動くことで起こる痛みです。もっとも強く痛みを感じるのは、はじめて装置をつけたときや調整したばかりのとき。痛みの感じ方には個人差がありますが、とくにワイヤー矯正は痛みを感じることが多いようです。
歯列矯正で歯を動かしている間は、歯の位置が安定しておらずとても敏感です。そのため、ものを噛んだり上下の歯が強めにぶつかったりすると、その衝撃によって痛みを感じやすくなります。こうした痛みは、マウスピース矯正・ワイヤー矯正のどちらでも起こるものです。
これは、主にワイヤー矯正で起こりやすい痛みです。ワイヤー矯正で使用するブラケットやワイヤーが口の内側や唇などにあたり、傷がつくことで痛みを感じます。傷がついたところから口内炎になることもあるため、注意が必要です。
マウスピース矯正でもワイヤー矯正でも、矯正治療には何らかの痛みが伴います。ただ、インビザラインなどマウスピース矯正は柔らかいプラスチック製のため、口にあたって傷ができるといったリスクは少なめ。ワイヤー矯正については、矯正器具をカバーするワックスなどで口にあたることをある程度防ぐことができます。
食事の際の痛みは、インビザラインは取りはずしができるのでほとんど心配はありません。ワイヤー矯正の場合は、おかゆやスープといった柔らかいものを選ぶと良いようです。また、歯が動くことによって起こる痛みについては、市販の鎮痛剤でも抑えることができます。
ワイヤー矯正によって歯に負担がかかると、歯が少しずつ移動します。矯正器具によって押し付けられた歯の周囲にある歯根膜が正常な位置に戻ろうと働きます。このときに、細胞の働きにより押し付けられた側の骨が溶け、反対側に骨が形成されるのです。
この仕組みは矯正装置を付けてから36時間後がピークとなります。その後痛みが徐々に減少していき、1週間ほどで収まります。 痛みが強いのであれば太いワイヤーでなく細いワイヤーを使うことで歯にかかる負担を減らせるでしょう。歯にかかる力も弱いので、歯根吸収のリスクも減らせます。
ワイヤー矯正では、ワイヤーを締めることで歯を移動させるための力を加えます。歯が動く際に感じる痛みを完全に無くすことはできませんが、歯にかける力を軽減させることで痛みを少なくすることは可能です。
歯が動いているときには、氷で冷やすことで痛みを軽減できます。1週間ほどで痛みが治りますので、うまく付き合っていくことがポイントです。固いものは食べないようにし、どうしても耐えられないときには鎮痛剤を処方してもらいましょう。もちろん我慢できないほどの痛みの場合には、ワイヤー矯正の器具を調整することで痛みを和らげることも可能です。
マウスピース矯正(インビザライン)の場合には、ワイヤー矯正と比較すると1度に歯を動かす量が少ないことから痛みが抑えられる矯正治療です。さらに歯を動かす場合に、無理のない計画で進められ、矯正にかかる痛みをコントロールしやすい方法でもあります。
マウスピース矯正はマウスピースで歯を覆っている構造になるので、動かしている歯が当たりません。痛みが少なくても装着してから2、3日は違和感がありますが、ワイヤー矯正ほどの痛みを感じることは少ないでしょう。
マウスピース矯正でも装着するときや外すときに痛みを感じることがあります。締め付けられる力があるので、どうしても少しの痛みはあるのです。しかしワイヤー矯正と同様に、歯が移動していくと痛みが和らいでいきます。
マウスピースにアタッチメントがついていたり、尖っていたりする場合に歯肉や舌が当たって痛みを覚えることも考えられます。その際には、歯医者で尖っている部分を削ってもらうことで痛みを軽減できます。
マウスピースの調整は変形の原因にならないように注意すべきものです。せっかくの矯正治療で痛みを感じてしまうと余計なストレスとなります。痛いと感じるのであればすぐに歯科医院に相談してみてください。
矯正治療を行なうのは、日本矯正歯科学会と日本成人矯正歯科学会の認定医資格を持った上里院長のほか、日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士の資格を持った歯科衛生士です。
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