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矯正治療が完了したのに、数年後に歯並びが戻ってきてしまった気がする、と感じている方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、なぜ後戻りをしてしまうのか、また後戻りを防ぐにはどうしたら良いのかを考えてみましょう。
矯正治療が終わったら、必ずリテーナー(保定装置)を装着し、きれいに並べた歯並びをキープします。矯正治療が終わった直後の歯は、きれいに並んでいるように見えても実はとても動きやすい状態。そのためリテーナーは1年ほどしっかりと装着し、その後安定してきたら夜だけ装着します。
矯正治療後、リテーナーはどのくらいの期間装着する必要があるのか?と気になる方も多いでしょう。結論から言うと、リテーナーは「ずっと使い続ける」必要があります。これは、一度目が悪くなったらメガネやコンタクトレンズをずっと使い続けなければいけないのと同じ、と考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
上記でご説明した通り、しっかりとリテーナーを装着していない場合には歯並びが元に戻ってしまう可能性があります。
矯正治療後にリテイナーをしっかりと使っておらず、後戻りが気になっているという場合には、まず矯正治療を担当した医師に相談してみましょう。もし持っているリテーナーを使っても問題ないという場合であればそのリテーナーを装着することになります。
また、今持っているリテーナーが装着できないということであれば、新しくリテーナーを作り直すまたはもう一度歯並びを整えてからリテーナーを使用していくということになるでしょう。
中にはリテーナーを使っているのに歯並びが戻ってしまった気がする、という方もいるでしょう。そのような場合にも治療を受けた医師に相談をしてみてください。後戻りについて相談する場合には、病院を変えないことがおすすめです。
これは、矯正治療は継続して行うものなので同じ歯科医院に通うことで費用を抑えられる可能性が考えられるため。新しい歯科医院に通うと、一から治療を始めることになるためにまたたくさんの費用がかかる、ということになってしまいますので注意が必要です。
矯正治療を行なうのは、日本矯正歯科学会と日本成人矯正歯科学会の認定医資格を持った上里院長のほか、日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士の資格を持った歯科衛生士です。
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