矯正治療のキャンセルや乗り換えはできる？

矯正治療を行っている方の中には、痛みを強く感じるために治療費は全て払ったものの、キャンセルや他のクリニックに乗り換えしたい、と考えている方もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、キャンセルや乗り換えについては難しい可能性がありますので、やはりまずは今通っている先生に痛みについて相談してみるのがおすすめです。例えば、痛みを取るためのレーザー治療などについて聞いてみても良いでしょう。

治療を始めて間もない時期であればまだ痛みが出ることがありますが、矯正治療に伴う痛みを我慢する必要はありません。医師に伝えるべきことはしっかりと伝えながら、治療を続けていくと良いでしょう。

ただ、矯正治療をしていて途中で転院をすることになるケースもあります。

例えば、進学で他の都道府県の大学に通うことになるなど、転居によって定期的に通うことが難しくなった場合などが挙げられます。このようなケースでは、転居先の先生に治療を引き継ぐための紹介状を作成し、クリニックで持っているデータを全てお渡しすることで、引き継ぎを行います。

また、治療をはじめたときにすでに費用全額払っていることも多いはずです。このようなケースでは、日本矯正歯科医会に所属している歯科医院の場合には、途中で転院をする場合の返金目安が定められています。その指針に従い治療の進み具合によって返金されることになりますので、費用の負担に関する心配事を減らすことができるでしょう。